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当社グループのタイ拠点では、半導体/電子部品の輸入販売と並行し、電子回路設計/基板レイアウト/マイコンソフト開発などの受託サービスにも注力しており、リョーヨーのオフショア開発ビジネスとして大きな成果をあげております。
リョーヨータイでのビジネスは低コストであることはもちろんのこと、お客様にご満足いただける高品質な設計サービスを現地密着にて提供しております。例えば、昨今の設計の複雑さにも即座に対応できるよう、大手日系メーカーでのシェアが高い基盤設計CAD(株式会社図研製CR-5000/CR-8000)なども現地に導入し、現地エンジニアが駆使しております。

また現地のEMS(電子機器受託製造サービス)工場と提携し、基板実装や製品組立まで一貫して行う“ワンストップ”の製造サービスも数多く実施しております。

 

タイにおける設計受託開発/製品組立/基盤実装(EMS/ODM)の「今」
Ryoyo Electro Thailand

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菱洋タイランド(現地法人)のご紹介

当社は2005年にタイ進出して以来、半導体、電子部品の輸入販売と並行して電子回路設計、基板レイアウト、マイコンソフト開発など電子設計の受託サービスにも注力してきました。
日本人マネージャー管理の下、現地人エンジニアにて設計を行いますが、これまでに数多くの設計を経験しており、充分な設計ノウハウが蓄積されています。低コストかつ高品質な設計サービスを現地密着にて提供できることで、タイに進出された日系企業様からも大変ご好評を頂いております。

 

タイへ赴任された技術マネージャー様の苦悩

タイへ進出した日系電機メーカー様では、製品の製造だけでなく設計の現地化を進められるケースも少なくありません。
現地でエンジニアを採用しR&D部門を立ち上げる際に、赴任した日本人の技術マネージャーが直面する問題の多くは共通しています。

その問題とは、“現地人エンジニアの定着率の悪さ”です。
タイでは“ジョブホップ※”が珍しくありません。数年間にわたり手塩にかけて指導、育成してようやく単独で仕事が任せられるようになった矢先に、“ジョブホップ”で退職してしまうケースが珍しくはないのです。

期待値の高かった優秀なエンジニア数名に同時退職され、事実上R&D部門の閉鎖にまで追い込まれるようなケースまで実際に起こっています。
特に工場などでは、“ジョブホップ”に悩まされるケースが後を絶ちません。工場の従業員の給与は一般的に一定のルールに従い決定され、他の従業員とのバランスにも配慮する必要があります。そのため、どんなに優秀で確保しておきたいエンジニアであったとしても、一部のエンジニアに特別な待遇を行うことが難しく、その結果、育てては“ジョブホップ”・・・育てては“ジョブホップ”・・・が日常茶飯事的に繰り返されているのです。

幸いにも当社は工場ではなく、オフィスを首都バンコクのビジネス街に構え、設計センターも同じオフィス内に設置し、各エンジニアの能力に応じた給与体系を設定していることで、結果的にエンジニアの高い定着率を確保しております。信頼のおける優秀なエンジニアの定着率は、設計ノウハウ蓄積において非常に重要なポイントとなります。優秀な人材を安定して確保できていることは非常に有難いことであり、当社の自慢の1つでもあります。そしてまた、彼らの更なる活躍にも大きな期待を寄せております。
※ジョブホップ=技能や賃金の向上を求めて転職を繰り返すこと

 

タイは「EMS天国」

ご存知の方も多いと思いますが、タイという国には非常に多くのEMS工場があり、タイに進出された日系電機メーカーを下支えしています。
タイの人々は他のアジアの国と比べても、手先が非常に器用で、性格も素直で穏やかな人が多く、電子製品の組立にとても適した国民です。また、タイでは反日感情などもなく、歴史的にも日本とタイはとても親しい関係が続いており、民族的なリスクも少ない日系企業にとって非常に相性の良い国の1つでもあります。

当社は、こうしたタイ国内の多くのEMS工場とも取引を行っております。これらの工場の中でも技術、品質、コストなど全ての面で優れている数社と業務提携を行い、当社の設計力、調達力と組み合わせることにより仕様提案-設計から試作-量産に至るまでを“ワンストップ”でご提供できる体制を構築し、既に数多くのビジネスを展開しております。日本のお客様に対しては、多様なアプリケーションのノウハウを持ち合わせた日本の本社(東京)のエンジニアが窓口となり、タイとのビジネスの架け橋を担い、日本全国のお客様をサポートさせて頂いております。

 

無線通信(ワイヤレス)や高周波製品に強み

当社では、通信/高周波の設計を得意としており、必要な測定機器も一通り備えております。また提携しているEMSでは高周波製品の組立、検査を専門としている工場もあり、設計から量産までスムーズに一貫対応することが可能です。また樹脂成型も自社で行うなど、ほとんどの工程を内製することで強いコスト競争力を実現しております。
現在、タイ国内で高周波をきちんと扱えるEMSはそれほど多くありません。 “無線機器や高周波機器を安価に生産したい”と考えていらっしゃるお客様は当社へご相談ください。

 

超簡単、超安価な2.4GHz無線モジュール

当社ではお手軽にお使い頂ける標準ワイヤレスモジュールを準備しております。
すぐにお客様のシステムに組み込んでご評価頂けるよう、サンプル製品をご提供しております。(ARIB、FCC、EN準拠) 通信F/W(モジュール内蔵)につきましては、お客様の仕様に合わせて当社にてカスタム開発させて頂くことも可能です。また外形やサイズなどのカスタマイズも、ご要望に合わせて対応いたします。

開発自体をタイで行いますので、日本の半分程度のコストで開発可能という大きなメリットも見逃せません。(モジュール参考価格 250円/個)

 

タイ現地での密着したサポート

当社ではサービスの一環として、半導体や電子部品を納めるお客様へ、技術的なサポート(コンサルティングや技術トレーニングのご提供など)を積極的に行っております。
我々は同じタイに進出した日本企業(日本人)の“同郷の仲間/同胞の力になりたい”と考えており、現在、当社と取引があるなしに関わらず、出来る限りご協力させて頂きたいと思っております。

こうした取り組みは結果的にタイにおける日本企業の発展と成功に繋がり、回りまわって当社の発展にも繋がるはずと信じて活動をしております。
やはり現地では現地にいる者しか分からない苦労や悩みがあるものです。お客様には何なりとお気軽にご相談頂ければ幸いです。日本人スタッフはもちろんのこと、当社の優秀な現地スタッフとともにお客様をバックアップさせて頂きます。

 

Ryoyo Electro Thailand Co., Ltd アピールポイント

  1. 優秀な現地エンジニアスタッフ
  2. 無線通信(ワイヤレス)や高周波製品に関する高い技術
  3. 現地の優秀なEMS工場との強いパイプ→“ワンストップソリューション”提供可能
  4. 顧客様への手厚い多種多様な技術サービスの提供

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