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青電舎製「触感デバイスSIA」の国内独占販売権を取得

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菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内 孝好、以下「当社」)は、東京大学発のベンチャー企業である株式会社青電舎(以下「青電舎」)に対する出資契約を締結し、同社が開発した「触感デバイスSIA(Shape memory alloy Impact Actuator)」に関して、国内独占販売権及び海外販売権を取得いたしました。

青電舎が開発した新方式アクチュエータによる「触感デバイスSIA」は、スイッチ・キーやタッチパネル液晶などに組み込み、振動モーターの感触とは全く異なる擬似的な触感を生み出す装置です。従来のSMA(形状記憶合金)を用いたアクチュエータには応答速度が遅いという欠点がありましたが、「触感デバイスSIA」はコンパクトな部品構成でありながら、素早く立ち上がる動きの“キレ”と指にまでよく伝わる“力強さ”を兼ね備え、直感的な操作性を実現しました。

「触感デバイスSIA」を用いることで、押した感触の無いタッチパネル入力の弱点を克服し、従来のタッチ入力に比べて格段に操作性を向上させることが可能です。なお、青電舎は「触感デバイスSIA」に関して2種類の国際特許を取得しています。

 

  • 「触感デバイスSIA」の主な特徴
    • 瞬間的に大きな力を発揮
    • 持続時間が短く理想的な加速度を発生
    • 電池で動作可能な範囲の消費電力を実現
    • 細い棒形状でコンパクトな部品構成
    • 低価格(レアアース未使用)

当社では、スマートフォンやタブレットといったモバイル機器に限らず、自動車や家電、産業機器など幅広い分野に向けて展開してまいります。
※ 「触感デバイスSIA」の詳細についてはこちらをご覧ください。

 

 

 以上
 

株式会社青電舎について】

東京大学精密機械工学専攻の樋口研究室から生まれた2008年創立の研究開発型のベンチャー会社です。創立当初は静電エンコーダを中心にメーカと共同開発を行っていましたが、現在は主に触感デバイスSIAの事業化に向けた評価用サンプルの販売や、車載メーカや部品メーカとの共同開発に注力しています。今後はデバイスの事業化を推進するとともに、特許ロイヤリティを基本とした特許知財権ビジネスを事業の柱としていく予定です。

 

※ 製品トピックスに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、ご注意ください。

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