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世界初のIndustrie 4.0プラットフォーム「umati」開発。菱洋エレクトロ、Empress Software Japanと協業

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菱洋エレクトロは、ドイツが提唱する第4次産業革命「Industrie 4.0」が推奨する産業プロトコル、OPC UAの工作機用の情報モデル、VDW umati(以下「umati」)について、株式会社Empress Software Japan (本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:デイビット・チャン、以下「Empress」)と協同で世界初となる開発・コンサルティングサービスを開始致しました。

 

umati(Universal Machine Tool Interface)は、「EMO Hannover 2017」で発表された工作機械におけるIndustrie 4.0プラットフォームであり、工作機械の情報を簡単にデータ化して収集するインターフェイスの規格です。Industrie 4.0の推奨規格とされている通信プロトコル「OPC UA」をベースとしており、工作機械から上位のOT/ITシステムへのデータ転送などを簡単に行うことが可能です。工作機械側の世代やメーカーの違いを問わず、通信を可能とする汎用性の高さが特長です。

 

<umati 概念図>

 

今年、VDW(ドイツ工作機械工業会)主催でドイツ・ハノーバーにて開催されるEMO Hannover 2019においてumatiを用いた100台規模の工作機械などを繋いだデモの実演が発表されており、注目を集めています。両社ではこのような工場のスマートファクトリー化に対し、VDWが公開しているumati EMO Parameter Specificationに基づくumatiデモ用のOPC UA server、clientの提供及びパラメータセットの設定に対するコンサルティングサービスを開始しております。

 

 

【今後の展望】

両社では、OPC UAの情報モデルの開発・コンサルティングのスペシャリストとして、umati はもとよりVDMA EUROMAP、VDMA Roboticsの情報モデル開発・コンサルティングサービス、Vendor Specific ExtensionsのXML作成サービスなどを多くの企業様へ向けて提供しております。

VDWが発表しているumatiの「Companion Specification」に対する開発・コンサルティングサービスについても、2019年10月以降に本格的な開始を予定しております。

 

【製造業に対する菱洋エレクトロの「Industrie 4.0」支援について】

菱洋エレクトロは、国内外の製造業オートメーション化「Industrie 4.0」が推進される昨今の業界動向に対し、EmpressのOPC UA Serverやセキュアな組込みデータベースと菱洋エレクトロのハードウェアソリューションを融合したワンストップソリューションを提供します。

 

【株式会社 Empress Software Japan 代表取締役社長デイビット・チャン氏のコメント】

「弊社は、菱洋エレクトロ様と協同でVDW umatiの開発・コンサルティングサービスを提供できることを心より歓迎します。OPC UAの情報モデルの知見は日本で最も遅れている分野と言われていますが、両社では既にVDMA EUROMAP、VDMA Roboticsを共同で開発・コンサルティングサービスを提供させて頂いており、お客様にも大変ご好評を頂いております。弊社はOPC UAの情報モデルのスペシャリストとしてVDW umati、VDMA Robotics、VDMA EoATのOPC UAのワーキンググループに参加し、新しい情報モデルの知見を深めています。今後も菱洋エレクトロ様との連携を強化し、お客様の工業のスマートファクトリー化支援を推進してまいります。」

 

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