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【2023年 年頭所感】“モノ×コト”の組み合わせ、お客様のその先を見据えたご提案を

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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2022年は、地政学リスクの高まりをはじめ、依然として続く半導体の供給不足問題、エネルギー・原材料価格の高騰、急速な円安の進行など目まぐるしい社会情勢の変化に見舞われた1年でした。また、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけとした、社会全体におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に伴い、お客様のニーズも多様に変化しています。

菱洋エレクトロは、現行の3ヶ年計画において「お客様接点の拡充と深掘」「独自性の追求」、これらを支える「生産性の向上」の3つを戦略骨子として掲げました。

計画初年度にあたる今期(2023年度1月期)は、21年ぶりの好業績が見込まれます。この背景には、半導体供給不足下における好需要、急激な円安の進行といった外的要因のほか、社長就任以来5年にわたり続けてきた経営改革の成果が寄与していると考えます。特に重視している「お客様接点の拡充と深掘」を愚直に続けてきた結果、医療分野をはじめとする課題解決事例が増えてきています。

2023年は事業環境の厳しさが増すことも想定されますが、こうした取り組みを加速し、幅広い業界に展開していくことで、お客様満足度の向上を図ってまいります。弊社ではお客様のものづくりやIT環境の整備、研究開発などをご支援しています。さらに、AI技術を活用し、ハード・ソフトの設計から製造までを担う技術サービスや、お客様のお手間を軽減するサービスビジネスといった独自の事業も展開しています。「すべてを、つなげよう。技術で、発想で。」のスローガンのもと、豊富な製品・事業・サービスを組み合わせたご提案ができるよう、全社一丸となって前進してまいります。

商人である私たちは、今までもこれからも、最も重要視するのはお客様です。お客様とのリレーションをたゆまず構築し続けることで、目の前のお客様だけでなく、その先のエンドユーザー様、さらにはお客様を取り巻く環境までを見据えた具体的な解決策を、いち早くご提案させていただきます。

今後も先行き不透明な状況が続くと予想されますが、お客様視点を徹底して持ち続けることで、ニーズを的確にとらえ、変わりゆく環境に適応してまいります。VALUE and PRIDEを行動指針とし、価値あるソリューションを、誇りをもってご提案し続けることで「お客様の課題やお困りごとを他社よりも早く、優れたやり方で解決させていただく企業」を目指してまいります。

本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

菱洋エレクトロ株式会社
代表取締役社長執行役員 中村 守孝

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