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ビジネスチャット「direct」の機能拡張を実現する菱洋エレクトロの音声認識技術 ~フィールドワーカーの業務効率改善を支援~

PDFはこちらからご覧ください。(263KB:PDF)

菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村守孝)は、株式会社L is B(本社:東京都千代田区、代表取締役社長/CEO:横井太輔)が提供するビジネスチャットツール「direct」に音声認識技術を提供し、「direct」の機能拡張を支援いたします。

現場のチカラを最大化するビジネスチャット「direct」は、建設業やサービス業などの現場で、情報共有や業務報告など幅広く活用されています。このたび菱洋エレクトロの音声認識技術を利用することで「direct」のチャットボットを使って音声で写真付き業務報告書の自動作成が可能になりました。今後は現場での利用を実現するため音声認識技術、デバイス等の開発を進め実証を進めていきます。フィールドワーク本来の業務をしながらハンズフリーでの操作ができ、操作も簡易であるという特徴から、フィールドワーカーの負担となる報告業務の効率化や報告内容の品質向上を支援します。

 

「direct」における音声認識技術の具体的な使用例:点検作業現場での報告書を自動作成

1. 報告書の入力フォーマットに沿って、チャットボットが音声で話しかけてくる。

 例)「現在の場所は?」「担当者名は?」「報告内容は?」

2. 音声の指示に従って、状況を声で報告する。

3. 報告を終えると、音声を認識しExcelに自動でテキスト化される。

4. 会話の内容が報告書フォーマットに自動入力され、報告書が完成。

 

<報告書自動作成のイメージ>

【写真付きの報告書を作成する場合】

1. 報告書の入力フォーマットに沿って、チャットボットが音声で話しかけてくる。

例)「現在の場所は?」「担当者名は?」「報告内容は?」

2. 音声の指示に従って、状況を声で報告する。

3. 写真を撮影するようボットが話しかけてくる。

例)「修繕前(後)の写真を撮影してください」

4. 写真を撮影し、報告する。

5. 報告を終えると、音声を認識しExcelに自動でテキスト化される。

6. 報告内容と対応前後の写真がフォーマットに入力され、報告書が完成。

 

菱洋エレクトロの音声認識技術は、業界特有の専門用語の認識や、騒音環境下での雑音除去、オフライン環境下でも利用できるという特徴があり、さらなる機能開発と実装を進めています。将来的には、報告書以外の各種書類の作成や声による機器の制御といった用途の広がり、他業界(医療・介護業界)への適用などを通して、フィールドワーカーの業務効率化や品質向上の支援を目指してまいります。

 

<菱洋エレクトロの音声認識技術の特徴>

  • 正確性

・オリジナルの辞書を開発し*、業界専門用語を認識できるようにしています。

(一般的なクラウドサービスでの認識率は85%程度(当社測定)に対し、弊社音声認識技術の認識率は95%を目標)

*関連特許7件を出願中。

  • 雑音除去

・強力なノイズキャンセリングに対応したチップを搭載し、騒音環境でも発話者の声を確実に拾います。

・90dBの騒音*にまで耐えられます。 *電車が目の前を通り過ぎる時の音。(イメージ)

  • オリジナル辞書の動作環境

・オリジナル辞書情報は内容のカスタマイズが可能です。

・デバイスへの格納が可能なため、ネットワークに接続していない状態で使用することができます。

 

この度の技術提携について、L is B 販売推進部マネージャーの小松央氏は次のようにコメントしています。

「フィールドワーカーを中心にビジネス現場の業務支援をしてきた『direct』に、音声認識という新たな機能が加わることを嬉しく思います。専門用語の認識や雑音除去に強みをもつ菱洋エレクトロの技術によって、フィールドワーカーが本来の業務に集中しながら効率的に業務報告ができるようになることを期待しています。これからも『direct』の付加価値向上を目指すことで、新たな働き方改革を推進してまいります。」

※製品トピックスに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、ご注意ください。

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