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ロチェスター社「生産中止品の生産継続ソリューション」導入事例<課題編>

半導体製品の急な“生産中止”にお困りではありませんか?

ロチェスターエレクトロニクスなら、そんなお悩みを正規のルート・適正な価格で解決いたします!

課題解決のヒントが詰まった、 ロチェスター社の「生産中止品の生産継続ソリューション」導入事例をご覧ください。

課題解決のキーワードとなるロチェスターエレクトロニクスとは?

ロチェスターエレクトロニクス社は、米国マサチューセッツ州に本社を置く半導体生産中止品の販売、生産継続、再生産を行う、メーカー認定のソリューションプロバイダです。

70社以上の半導体メーカーとパートナー関係にあり、世界最大規模で、アフターマーケットのソリューションを提供しています。 

ロチェスターエレクトロニクス

ロチェスターエレクトロニクスの特長

  • 70社以上の半導体メーカーの認定
  • 150億個以上のEOL品の完成品在庫
  • 120億個のダイ在庫
  • 20万種類デバイス
  • メーカーのウェハーを使用して同一デバイスの継続生産
  • オリジナルメーカーのIP、データベース及びテストプログラムを使用した製品の再生産

 

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“生産中止品”の市場在庫に忍び寄る、巧妙な「偽造チップ」

膨大な検査コスト・リソースも設計変更も回避し、品質を担保する「解」はないか? 

CLIENT    :工作機器メーカー

ターゲット  :(1)購買部門    (2)品質保証・品質管理部門   (3)設計部門

背景

半導体製品には、国際的な「偽造マーケット」が存在する。

その市場規模は過去2年間だけでも3倍に急増しており、昨年2011年の被害額だけをみても、およそ1690億米ドルにものぼると試算(※市場調査会社、米IHS iSuppli調べ)されている。

日本国内においても、半導体大手のルネサス社が注意を呼びかけていることをご存知の方も少なくないだろう。

こうした偽造チップは、巧妙にサプライチェーンに流入してくるため、日本の民間メーカーでもそれと知らずに掴まされてしまう可能性は否定できない。特に、正規品のEOL(End Of Life)、つまり生産終了となった半導体は、犯罪者にとって格好のマーケットとなる。

偽造チップは、見た目こそ判別が難しいほど精巧だが、やはり正規品と比較して低品質であるため、納入後のトラブル多発でブランドへの信頼を損なうことが多い。

万一偽造品であることを承知で利用していた場合には、民事訴訟による損害賠償ばかりでなく、刑事訴訟による罰金や禁固刑まで科される可能性もあるのだ 。かといって、代替品による設計変更には膨大なコストと期間を要するため、現実的とはいえないのも本音だろう。

今こそ、品質が担保された半導体製品を長期間、安定的に調達する方策が求められているのだが・・・

 

課題・問題

突然訪れた、心臓部デバイスの生産終了。

最終購入による大量在庫でキャッシュフローが悪化…。

各種産業向けに工作機械を開発・製造しているA社では、主力製品の基本仕様や構成をこの10年にわたって変更していません。多くのユーザーから故障率の低さを評価されており、その信頼性を守るために、マイナーチェンジやラインナップ追加はあっても、基本仕様の変更は行わない方針を貫いています。
しかし、この方針が思わぬ形で経営リスクに発展する事態を迎えてしまいます。この製品の心臓部には、旧モトローラ社のMPU、MC68000シリーズが採用されています。これは工業制御用MPUとして抜群の評価をほしいままにした名品ですが、1996年に生産が中止されました。
しかし、産業機械のライフサイクルは長く、実際にMC68000が生産終了したあとも、これを搭載した産業用機器は現在に至るまで生産、使用されています。MC68000生産終了の通達は、A社にも大きな衝撃を与えました。
そこでA社の購買部門では、急ぎ生産終了前にMC68000を大量購入する手筈を整え、急場の危機を脱することに成功します。しかし、このように大量の在庫を抱えることで、新たな問題点が浮上してきました。大量在庫の保有による保管コストや資産計上の圧迫など、キャッシュフローが悪化してしまったのです。
そして、その大量の在庫も10年を経過し、ついに枯渇するタイミングが近づいていました。
 
 
市場在庫の調達を計画するも、「偽造チップ」が混入するリスクを懸念…

制御チップが枯渇してしまえば、装置自体の生産がストップしてしまうため、早急にMC68000を調達しなければなりません。しかし、すでに生産中止となった今、“どこから調達するか”が大きな問題でした。

A社がこれまで確保していた調達ルートは、主に数社の半導体商社を経由しており、現存品に関しては透明性がありましたが、生産中止品となると話は別です。

A社購買責任者のS氏はこう語ります。 「商社にMC68000について問い合わせたところ、『市場在庫を調査・確保することは不可能ではないが、その先にはグレーゾーンの業者が介在している可能性が否めず、商社としても出所調査や品質保証までは行わないため自己責任で』とのことでした。こうなると、「偽造チップ」の混入が懸念されます。」

万が一にも偽造チップが製品に組み込まれれば、装置故障や誤作動による重大な事故につながる可能性があります。一度でも事故が起きれば、製品リコールによる膨大な回収コストはもちろん、A社の長年の信用は地に落ち、訴訟問題にも発展しかねません。絶対に偽造チップが混入しない保証が必要でした。

 

 

巧妙な偽造チップ、見極めには膨大な手間とコスト負担が!

 設計変更もリスキーで八方塞がりに…

とはいえ、偽造チップは巧妙に製作されており、外見から真贋を判断できない場合がほとんどです。

確認するには研究所クラスの高性能顕微鏡やX線検査システムなどの検査設備をはじめ、高度な技術的ノウハウが必要となります。当然、一般的な商社ではそんな検査設備も技術もなく、メーカーから直接買い付けしていない流通経路の場合は、偽造チップであることに気づかずに出荷している場合があるのです。

また、調達部門としても、“より低コストにより短納期で”購入するというプレッシャーにさらされており、偽造品を購入しないための適切な管理システムは構築されていません。 こうなるとA社は、自前で真贋検査・検証する必要があることになります。

しかし、商社がそうであるように、A社にとってもその膨大な設備コスト、検証コストはとうていまかなえるものではなく、さらに人材もノウハウも確保することができません。

そこで、A社はMC68000に代わり、代替の工業用制御チップへのリプレイスも検討します。ところが設計・開発部門での検討の結果、候補に上がった代替チップとの違いは思ったよりも大きく、主力工作機械の基本仕様をいちから設計し直す必要があることがわかったのです。再設計では大きな手間と工数、開発コストが発生し、従来の設計と同等の製品品質が確保できるかどうかも懸念されました。

A社の調達責任者、品質管理責任者、設計・開発責任者のそれぞれが、主力製品の今後に強い不安を感じていました…。

 

 

    課題・問題のポイント

1

主力製品の制御チップ生産中止に伴い、最終購入での大量の在庫確保でキャッシュフローが悪化

2

在庫枯渇で再補充を図るも、市場在庫からの調達は「偽造チップ」が混入するリスク大

3

自前の検査・検証には巨額な設備・人材コストがかかる上、代替品も大きな設計変更が必要なため非現実的

 

 

課題解決方法

 

 

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